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「おい、生徒会室に来やがれ。」
えwなんで、なんですかwwいや、もう意味がわからんww
「へ?なんでですか?」
「とぼけるんですか。検討はついているでしょう?」
何を言ってるんだ、この人たち。
てか人の思考回路を勝手に判断すんなしww
なんとなくついてはいるが。
「・・・何がですか?」
「ふん、まぁカバンをおいてから来い。場所はわかるな。」
「あぁはい。」
ドカドカと会長と副会長は帰っていった。
なんなんだ、あの有無を言わせぬ対応はジャイアンか、コノヤロー。
俺は手を挙げた。
「はーい、俺に無断で制裁した人、手を挙げてー!」
なんとなく予想はついていた。
するとチラホラ手を挙げ始める隊員くんたち。
「いつ、どこで、なにをやった。三行で答えろ。」
ビクッとする隊員くんたち。そんなのはどうでもいい。
今の問題は何故無断でめんどくさいことを起こしたかだ。
「き、昨日。空き教室で、制裁をしま・・・した。」
一人のチワワくんが言った。
「内容は?」
「えっと、大人数で囲みました。」
「暴力は?」
「す、少し。」
この言い草は少しじゃないな。
「俺言ったよね。そういうのしちゃダメって。しかもするときには俺に許可をとれって。」
「っ!は、はい・・・。」
チワワくんたちはビクビクしている。
そんなに怖いか?まぁ今回は許そう。
「はぁ。まぁ今回は許すよ。でもよく覚えといてよ。君たちが身勝手なことをした責任は俺がとるんだよ。いいね?」
「は、はい!!」
うむ。元気がよろしい!
「んじゃまぁ行ってきまーすw生きて帰ってくるよww」
ニコッと笑って空気だった悠真を連れて校舎に入る。
その後ろでチワワくんたちは顔が真っ赤だったのを弘人は知らなかった。
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