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「悠真さん悠真さん。なんですかあの群れは。」
俺は大群になっているところを指差した。うへぇw気持ち悪いww
「ん?お前のところの隊員じゃねぇか?ほら、あのチワワ加減がなんとも。」
やだ、悠真くんのエッチ☆
だけど確かに隊員くんたちだ。どうしたんだろ・・・。
「なんかあったのかな?また制裁がどうとかか?」
やだなー。全ての始末をするのは隊長なんだからね!プンっ!!
うん、落ち着こう。
「それかそこに生徒会の誰かがいるかだな。」
「へ?いっつも校門なんかにいることないよね?あれかwいつもと違うことをするといいとか、おは朝に出たのかなww」
「ラッキーアイテムならわかるが、それはないだろう。ほらあの頭飛び出てるの会長だろ。」
悠真が金髪を指す。あぁ、会長だ。会いたくねぇ~。
別に生徒会好きってわけじゃないんだよね。むしろ嫌いww
「よし!全力で無視ろう!!では行くぞ、悠真隊員!!」
「次は隊員か!wはいよーっと」
二人で校門を駆け抜けようとした。駆け抜けようとしたんだ。
「おい、そこの親衛隊。」
・・・親衛隊ってwお前の周りにうじゃうじゃいるよwwみーさーげてごらん♪
無視して素通りしていった俺たちの前に誰かが立ち塞がる。
恐る恐る顔を上げると、侮蔑の表情をした副会長がいた。
「・・・なんですか?何か御用ですか?」
できるだけ笑顔で愛想よく言った。
「ふん。会長、これが隊長ですよ。」
人にこれって言うな!お母さんそんな風に育てた覚えありません!!
「よくも素通りしたな。隊長とやら。」
はぁ、絶対めんどくさいことになるよ。これ。
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