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『ここか…』
目の前には一つの教室、そのドアにはこう大きく書かれていた
【漫研部~部員もとむ!~】
そう、俺「田中浩汰」は漫研部に入ることにしていた。
決めたのはある日の事――――
『あいつらどこいったんだよ…』
ダチの二人とはぐれてしまった、そして最悪なことに財布も落としてしまった
『はぁ…ついてねぇ…』
途方にくれていると後ろからアイツが声をかけてきた
「あの…どうかしましたか?」
アイツは黒い綺麗な髪をしていた
高校生くらいかなと思いながらもアイツを見ていた。
すぐ仲良くなった、電車賃も貸してくれた
断ったけど持っていってくださいと渡してくれた、
そのときに俺はとっさに言った
『あのさ、メアド!!これに送って』
と自分のメアドが書かれている紙を渡した
わかりました、といってその日は終わった
その後、アイツからメールがきた
それからしばらく話していると、同じ年、ここに入学することが分かった。
それで漫研部で会おう、との事になった
そして今に至る
『しつれi「うわっ…」!?』
ドアを開けた瞬間、誰かにぶつかった
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