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すると、湊は俺ら二人の方に歩いてきた。
いや、目が据わっててすげえ怖いんだけど?
さすが湊……。
湊「(ちょっと話がややこしくなってきた。俺の寮の部屋に来い)」
それだけボソリと呟くと琥珀の方へと戻る。
湊「帰るのは明日の朝にする。
麻夜湊の部屋に泊めてもらうからもう心配すんな。家まではそいつに送ってもらう」
琥「あ……う、うん!!湊なら安心だねっ!!(なぜ湊のことフルネーム……??)
じゃあおやすみっ」
湊「ああ。おやすみ」
それだけサラッと言うと俺たちに一瞬チラリと視線を送り、一人で部屋へと向かって歩いて行ってしまう。
陸「あ、じゃあ琥珀。俺らも戻るわ。じゃなー」
颯「またな、琥珀ちゃん」
湊の部屋へ向かうべく琥珀に別れを告げると、琥珀も頷いて手をひらひらと振っていた。
琥「おやすみー!!」
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