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……………
琥「はい??」
湊「だ、だから………俺は湊だ」
こらこら。年上をからかうもんじゃないよ。
まったく。最近の若いヤツはイタズラ好きで困ったモノだよ。←
琥「あ、う……えと……」
こういう時は便乗すればいいのか?
それとも牽制するのがいいのか?
うーん……。僕に子育てはまだ早いよ。
そんな疑いの僕の目を汲み取ったのか、相手が更に僕の瞳をジッと覗き込んできた。
湊「本当だ。嘘なんかじゃねえ」
その後に少し考えた仕草を見せて再び僕の方を見てくる。
湊「お前に告白したのは屋上。下駄箱で恐らく錦城を待ってたお前を俺が呼び出した」
………!!?
琥「に"ゃッッ!!!?!」
なっ、なんっちゅう事を言い出すんだっ!!!////
あれ?でもこれ湊しか知らないはずだぞ……??
訝しげな顔をしているであろう僕に湊は更に続けた。
湊「錦城と小さい時から知り合いで仲良いんだろ?クラスも一緒で学年でお前はトップクラスの頭脳の持ち主だよな?」
目の前の少年を目を見開いて見つめ続ける僕。
湊「いっつも俺と屋上でメシ食べるよな?
錦城と颯太は確か中庭で食べてるはずだ。
あと初めてキスしたのは俺の寮の部屋だったよな。その時の琥珀は…」
琥「も、もう良いですっ!!!///」
なんの罰ゲームだ!?///
これはっ!!?
ってか違うんだよ。
それよりも……
琥「きっ、君……ホント……に……湊……?」
湊「ああ」
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