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琥「は、はあ……」
あれ?でも……
琥「の、飲んだのになんで元に戻ってないんですか??
それに……その、僕が飲むってど、どういう……」
それだけ聞くと湊が少し眉を顰めながら僕の顔色を窺うように見てきた。
湊の頬が若干赤みがかっているのは気のせいかな……??
首を傾げて僕も目の前の蒼い瞳を見つめ返していると恐る恐るという感じで声を発する湊。
湊「あ、あの……よ。
これ、口移しで飲まねえと効かないらしいんだ…」
琥「へえー…………。
え?」
はいぃぃぃ!!?
なっ、なんと破廉恥なお薬だっ!?!///
なるほどなるほど。
こんなイケナイお薬がこの世に存在するのですか。
………ん?
でも湊はこれを飲ませて貰わないと……
元に戻れないという事ですよね……?
ま……ままま……
まさか………。
嫌な汗がこめかみを伝い落ちるのを僕は感じる。
そして湊は続けた。
湊「おっ……お前に…飲ませて……欲しい……んだ……////
その……くっ……口移し……で////」
最後の方はもう完全に下を俯いてしまった湊がボソボソとなんとか言葉を紡いでいた。
けど僕もそれだけ言われると一瞬で顔に熱が集まるのを感じた。
琥「……えと……//////
えーっと……////
あわわわっ/////」
どどどど、どおすれば良いのだあぁぁ!!?!/////
口移しって、口移しですよねっ!!?
あのAさんからBさんの口の中へモノを移し変える事ですよね!!?(汗)
って!!なに僕は辞典みたいに説明しとるんじゃああぁ!!?
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