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琥「あっあわわっ!?!
だ、大丈夫っ……ですかっ……!!?」
慌てた琥珀が俺に駆け寄ってくる。
湊「ん……わり…。大丈夫だ……」
スッと立ち上がると違和感。
なんか、琥珀の寮の部屋広くねぇか??
湊「琥珀、お前の部屋ひろく………!!」
言葉を失った俺にキョトンと首を傾げる琥珀。
湊「なにが……どうなって……!!?」
琥珀と俺の目線がほぼ同じ位置にあって絶句。
琥「ど、どうしたんですかっ……??
大丈夫ですか……」
余りの驚きに琥珀の声も耳に入って来ない。
俺は部屋にある全身鏡の前へと走った。
湊「う……そだろ……っ!」
琥「だ、大丈夫……??」
鏡の中に写っていたのは俺だった。
俺には違いないが……いつの俺だ?
琥珀の身長と同じって事は……小学生高学年あたりか……?
ありえねぇ……あの薬の所為だ……!
琥「君、ど、どこから来たの……??
僕が歩いてたら、たっ、倒れてるの見つけ……たんだ。
同い年……かな??」
湊「あ、いや……」
とりあえず落ち着け。
これは琥珀にバレるわけにはいかねぇ。
とりあえず受け応えを自然にしねぇと……。
小学生高学年だろ……えーと、あれは……。
湊「12……だ」
うわ……マジ死にてぇ……。
ホントは18だっつの。
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