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緒に垂れ落ちていた。 「もう、種が??」  僕はおお、と思った。  人間の口から、種を回収しまくった後、僕は人間の顔野菜を持ち帰った。  家の囲炉裏で人間の顔野菜を鍋に入れて、味付けをした。  人間の顔野菜の色が変わったのを見て、僕は鍋からそれを取り出した。  それを食べると、空前絶後の味がした。  次の日、すでに飽きかかっていた僕は人間の顔野菜に小便をかけた。  人間の顔野菜が苦痛に歪んだ。 「これって、食虫植物みたいに触ると反応があるのかな?」  そう思い、僕は人間の顔野菜の顔を舐めまわしたり、舌でキスをしたりした。  顔野菜が恥ずかしそうにしている。 「ははは、最高だぜ」  僕の心の中の歪んだ感情が溢れ出してきた。  僕は女性の顔をした顔野菜を中心に集め、自宅の庭や畑に、埋めまくり楽しんだ。  その後、僕は種を集めまくると、山、海、を始め民家や、町などにも無差別にばら撒いた。  世界中が人間の顔野菜になり、皆様々な自分に合った使い道をした。  殺人犯は証拠隠滅の為に畑に顔だけだして被害者の死体を埋めたりしたこともあった。  しかし、その顔野菜のおかげで様々な犯罪や飢餓が減ったことも事実だ。
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