来訪者は突然です

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ダンジョンが外界と繋がってから数日後。 ポカポカ陽気の中にペロはいたのニャ。 「まさかこんなにのんびりするとはニャー。」 現在、ペロは湖の岸に座り、釣糸を水面にたらしマッタリしてるのニャ。 今日は一体何が釣れるか楽しみなのニャ。 そんな、マッタリとした時間の中で思い出すのは、マスターの………ではなく、シャルルの先日の言葉だったニャ。 「それはですね、ペロ。せっかくやって来たこの異世界でのんびり暮らす事です。」 「のんびり………のんびりですかニャ!?!で、でもポイントはどうするんですかニャ?」 そう、のんびり過ごすと言ってもポイントは稼がなくてはならないのニャ。 「ポイントは撃破ではなくできるだけ撃退で稼ぐです。最低限の備えはするですが出来るだけのんびり暮らすつもりです。あとマスターではなく『シャルル』と名前で呼んで欲しいです。」 「しかし、マス…。」 「シャー、ルー、ル!!」 「解りましたニャ………シャルル。」 そのあと、シャルルはダンジョンにフロアを追加して何か能力を付けていたニャ。 ペロには何もないただの洞窟に見えるけど何か仕掛けがあるみたいニャ。 ついでにマスタールームは地下に移動して大部屋にカスタムされたニャ。 そんなマスタールームの隣に追加で大部屋が作製され、そこは畑になったニャ。 シャルルは一日の半分を農作業に、残り半分を読書に費やしてるニャ。 もちろん、それ以外の日もあってそんな時はペロと一日遊んでくれるのニャ。
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