僕はダンジョンマスターです

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マーリンの言葉に固まるオレ達二人。 「何を固まってるだの?」 そんなオレ達を見て不思議そうな顔をするマーリン。 「そ、そりゃ、そんな事言われたら固まるだろうが!!」 「そうです!!マーリン、言っている意味が解らないです!!」 「あぁ、説明不足だっただの。まず条件から話すだの。 バジル、まず『爆死』や自分で命を絶つ事は許さんだの。 どちらも残された者の悲しみは計り知れないし、『自殺』は爆発の解除条件であってお主を救う条件ではないだの。 私たちを爆発から救う為だったとしてもだの。」 「お、おぉ………。」 「やれやれ、その顔は図星だの。そして相手勢力に殺されることも許さんだの。」 「んっ!!ちょっと待て、マーリン。 ちょっと待ってくれ!!」 「なんだの?」 その条件というのはまさか………。
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