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「シャルルの言う事はもっともだの。
でも酷な言い方かも知れんがバジルは『今』のままだと高い確率で死ぬだの。
この事実は変わらんだの。」
「でも、助けるって!!」
「………シャルル。まずはマーリンの話を聞こう。」
マーリンはシャルルが落ちつくのを待って話を始めた。
「『爆死』、『自殺』、『相手勢力による死』は死んだ後、バジルの魂や身体を相手ダンジョンマスターに悪用される可能性があるだの。
そこで第三の選択はシャルルのダンジョンマスターのとしての力を使うだの。」
「僕の力を………まさか、マーリン!!」
「シャルルも気付いたようだの。
だが、その前にバジル。一つだけ確認しておきたい事があるだの。」
「あぁ、マーリン解ってる。
オレは何があろうとシャルルを、お前たちみんなを信じるぜ。」
「それだけ聞ければ十分だの。そしてシャルル………。」
「………その役目は僕がやるです。」
シャルルの一言に一瞬にして場の空気が張り詰める。
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