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「うわっ!!」
読み終わると、タイミングを見計ったかのように燃え上がる羊皮紙に思わず変な声が出てしまったです。
一人で良かったと変な所でホッとしてしまったです。
羊皮紙が燃え尽きる瞬間、炎が一瞬大きくなるとそこに分厚い一冊の本が現れたです。
(………本?とりあえず、触らずにこのまま置いておくです。)
突如、現れた分厚い本をとりあえず放置する事に。
(紙一枚であのレベルの火が出るなら本を一冊読んだらこの部屋なんて火の海です。本の余韻(よいん)に浸ってるところで焼死って、こんなチープな罠には引っ掛からないです。)
とりあえず、羊皮紙の内容を一つづつ確認をしていく事にするです。
(………うん、まさかとは思ったですが自分の名前が思い出せないです。)
自分の名前が思い出せないのは結構なショックです。
他にも自分の生まれた場所や知識の一部に靄(もや)がかかったように思い出せない部分があるです。
思い出せなかった知識は一定の『ワード』とそれに関する『知識』みたいです。
どうやらこれが羊皮紙に書かれていた『封印』みたいです。
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