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顔は傷だらけ体はボロボロ、男か女かもわからない。でもそれが人じゃないことだけははっきりとわかった。
そして『それ』は驚くことに僕と彼が振り向いた目の前、ぶつかるんじゃないかというくらいの距離にいた。
それを見て僕は
「出たああああああ!!!」
と叫び、すぐに前に全力で駆け出した。
わかってたことだけど、っぱり出やがったよ!本当期待を裏切らないな全く!
多分あれは亡霊っていうやつかな。
恨みとか後悔とかなんかそんな感じの理由で死んだ後もトンネルに住み着いたとかなんとか。よくこんな所にいれるな。僕は死んでも暗いトンネルには行きたくないね。
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