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なんで幸せな時って、目を閉じてしまうのかな? あまりの心地よさにうっとりして… のぶの顔、いつも見忘れる。 慌てて目を開けるとのぶの顔があって、目が合って、ふふってお互いに笑う。 これも幸せで。 「仕事でシャンプーして、私の髪もなんて、のぶは本当に美容師バカだね」 幸せすぎて怖くって、ふざけた事を言ってみた。 「仕事でもするけど、もうメインがシャンプーじゃないからそんなしてないし。それに、俺にとってお前の髪は特別だからな」 そしたら、もっと幸せな言葉が返ってきて。 このままでもいいかな? 充分幸せだから、これ以上望んじゃ駄目だよって、自分に思う。
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