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「できたよ」
そう声をかけながら振り返り見ると、真剣な顔で美容雑誌とにらめっこしているのぶがいる。
常に勉強。
のぶのその顔は凛々しくてかっこよくて好き。
ちょっとスケベなオジサン風と、仕事熱心ないい男とお子様が混在しているのぶ。
その時々で色々な一面を見せる魅力には、全く飽きがこない。
見れば見るほどハマってく。
私の声掛けに気が付かない程真剣なのぶに、もう一度さっきより大きな声で呼ぶと今度は気がついてくれた。
テーブルに並んだ豪華とは全く言えないご飯なのに、見ると目が大きくなった。
子供みたい。
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