11人が本棚に入れています
本棚に追加
ドッドッドッ ガッ
「なっ!?」
突進する俺様の足に、猫の耳がついた亜人が突如横から足をかけてきたため
ドスンッ バキバキバキ
「グアッ!!」
木目の床にヒビをつけながら盛大に転かされてしまった。
「リオン急いで!!」
「今いく!!」
犬耳の男と猫耳の女は俺様をコケにし、逃げやがったため急いで立ち上がり追いかけようと外に出たとき
「ほぅ、いい女じゃねぇか」
「いや、放して!!」
「貴様!!リアナを放せ!!」
外に居た虎の獣亜人こと、親分が猫耳の女を掴みあげていた。
「ノラ。テメェにしちゃいい土産を連れてきたな……」
「お、親分が喜ぶんじゃないかなと思って」
親分の機嫌を損なわないよう、話を合わせるが、内心その女は殺したくてたまらなかった。
最初のコメントを投稿しよう!