オーガの村

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「やっぱり人間と仲良くなるなんてないよなトルス」 俺に話しかけながら俺を見下ろしてくる大男が絡んでくる。 「まぁな、でも最近多いよなこの会議」 「まぁな。人間達の指導者が急に変わったもんで、どんどん亜人達や魔族達が仲良くしだすんだからな。村長も村のことを考えて迷ってるんだよ」 俺を見下ろしてくる大男は、肌の色が青く、額に大きな角を1本生やしていた。 「お前はどっちなんだ?」 「俺?俺は勿論反対だよ」 「ブルータスお前もか」 「それ言いたかっただけだろアハハハ」 ブルータスが笑いながら俺を指差す。 「それじゃちょっと来てくれ」 「分かりました」 大きな木の家に入って行く村長と2番目に大きい男、副長が目にはいる。 「ん?村長達、家で何するんだ?副長も招き入れるなんて……」 ブルータスも見ていたらしく、口にしていた。
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