11人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっぱり人間と仲良くなるなんてないよなトルス」
俺に話しかけながら俺を見下ろしてくる大男が絡んでくる。
「まぁな、でも最近多いよなこの会議」
「まぁな。人間達の指導者が急に変わったもんで、どんどん亜人達や魔族達が仲良くしだすんだからな。村長も村のことを考えて迷ってるんだよ」
俺を見下ろしてくる大男は、肌の色が青く、額に大きな角を1本生やしていた。
「お前はどっちなんだ?」
「俺?俺は勿論反対だよ」
「ブルータスお前もか」
「それ言いたかっただけだろアハハハ」
ブルータスが笑いながら俺を指差す。
「それじゃちょっと来てくれ」
「分かりました」
大きな木の家に入って行く村長と2番目に大きい男、副長が目にはいる。
「ん?村長達、家で何するんだ?副長も招き入れるなんて……」
ブルータスも見ていたらしく、口にしていた。
最初のコメントを投稿しよう!