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「大きくならないと、重いものが全く持てないんだよなぁ困る」
「子供用の装備があるから良いじゃん」
「……子供用でもおっきいんだよ……」
「え?なんか言った?」
「なんでもないよ。それより早く狩りにつれてってくれよ」
「今日は振り落とされないでよ?」
「それを言うなら今日は振り落とさないでくれよ」
「アハハハ」
ブルータスは笑いながら俺を摘まみ、そのまま肩に乗せる。
「準備は良い?行くよ!!」
ドドドドド
「返事待てよおぉぉ」
ブルータスは、肩に兄を乗せ、地をえぐるような脚力で森に入っていく。
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