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そして、結婚式の当日。
アンチョビ騎士とピッツァ姫はクワトロ王国の城内に入り、招待状を見せると受付の一人が…
「王子様がお待ちかねです。さぁこちらへ…」
「えっ!なぜ?」
執事の案内に従い別の通路へと向かう。
それから、新郎の控え室に入ると…!!!
「あっ!オニオン騎士!?」
「アンチョビ様。お待ちしていました。私は王子様の術師をしています。」
「すると、もしや…!?」
奥のカーテンを開け、シュリンプ王子が顔を出す。
「あっ!マッシュルーム様?」
「アンチョビ君久しぶりだね。あの時はお忍びだったもので…偽名使ってすまなかった。」(笑)
「そうでしたか!?ところで、両国の同盟はシュリンプ王子が裏で動いていたのでしょう!?」
「良く分かったね、アンチョビ君。しかし、今日のアンチョビ君は逞しく見える!」
「きっと勲章のせいでしょう?これも王子様のおかげです。」
三人は怪物退治の事を思い出して笑っていた。
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