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とにかく、可愛い愛娘についたらしい害虫は、はやくに退治しなくては…
遡ること1週間前のこと。
娘の通う大学へ、顔を見に行った先で、見てしまったのは…
何とも可愛い愛娘の笑顔
(本当にかわいい)
しかし、その笑顔の先にいたのは
ーーー 男 ーーー
(ショック!!)
『誰だ!!あの、いかにも優しそうな…
それでいて、わたしのかわいいあやに、笑いかけているとは…
一体、何者!!』
頭に大きな石でも乗せたかのように、固まったまま
動けないでいると…
「おや、橘さんじゃないですか?」
…って呑気な声に振り返る。
「…木下教授…」
彼は、愛娘のゼミの教授をしている。わたしの学生時代の同期でもある。
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