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(…ブルッ…)
悪寒を感じて…一瞬、体が震えた。隣に座って、くつろいでいた綾が反応した。
「翔さん?」
「何だろう?ちょっと…寒気が?」
「大丈夫?」
心配そうな顔が、覗きこんでいる。あまりの可愛い顔に、俺の男心スイッチオン!!
そのまま、綾の頬に軽く挨拶のキス…
真っ赤になった綾に満足気に微笑み返した。
…まさか…その時、近くに
綾の父親の視線があるなんて、思ってないから、
『風邪でもひいたかな?』
ぐらいにしか思ってなかった。
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