誰か、助けて

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僕は絵を描くのが好きだった。 色は赤色が好きだった。 だからいつも僕は赤色のクレヨンをポケットに入れて持ち歩いていた。 まだ新しいクレヨンは長く、黒ずんでいなくて綺麗だった。 ある日、僕はお気に入りのクレヨンとスケッチブックを持って公園へ向かっていた。 その公園は人が少なく、人ごみが苦手な僕のお気に入りの場所だった。 その日は、公園に人が珍しくいた。 僕はちょっと公園に入ることを迷った。 でも、折角来たのだから入ろうと思った。 あの時に帰ればよかったのだ。
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