33人が本棚に入れています
本棚に追加
テーブルにはもう既に料理が並んであって目を輝かせる。
「うわぁ~、今日も美味しそぉ!!」
椅子に座ると三人揃って手を合わせ食べ始めた。
今日のメニューはご飯、鰆の照り焼き、大根の味噌汁にほうれん草のお浸し。
味付けも彩りもバッチリであっという間に食べ終わる。
「「「ご馳走様でした」」」
青葉と哀が片づけている間に僕はお風呂に入った。
本当は手伝いたいんだけど、二人が手伝わせてくれないんだよね。
まぁお皿を割る僕が悪いんだけど…。
十分位でお風呂からあがり渇いた喉を潤そうとリビングに向う。
冷蔵庫をあけ麦茶を取り出しコップに注いだ。
「紙コップにしろ」
「煩い!」
いつの間にか後ろにいる哀が紙コップを僕に手渡して来る。
それを払いのけコップの麦茶を飲み干した。
「哀君、白ちゃん。明日はお花見に行くので早めに寝て下さいね。」
「へーい。」
「嗚呼。」
自室に戻ると、読みかけのマンガをベッドの上で読み始めた。
暫くして時計に目をやると12時15分を指している。
「うわっ、もう寝なきゃ!」
慌てて電気を消し、布団に潜り込む。
直ぐに眠りに落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!