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そんな事をしていると、チャイムがなり出した。
その音で、私は顔を上げて重い腰を上げて
ゆっくり向きを変えた。
そして、柵をよじ登って反対側へ
もう何も考えられなくて
頭の中は真っ白で
でも、体は動いたりして。
今からしようとしている事に、不思議と何の恐怖も湧かなかった
真っ直ぐ前を見て、片足を前に出した時に、声が聞こえて足を止めた。
ふと、視線を下に向けると学生服を着た男子が こちらを向いている。
「…。」
「…。」
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