第2章 純Ⅱ
1/14
読書設定
目次
前へ
/
91ページ
次へ
第2章 純Ⅱ
はらはらと。 散り逝く花弁と見紛う、真白の羽が舞っていた。 闇夜に浮かび上がる、雪のような純白の長い髪。 慈愛に満ちた穏やかな声、その表情。 『私があなた達を守ってあげる』 降り立った天使はこう言った。 『だから』 そして、幼い二人を包むように大きく白い羽を揺らした。 『どうか、────』 はらはらと。 はらはらと。
/
91ページ
最初のコメントを投稿しよう!
20人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
198(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!