死のロケット「ニート号」

4/12
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/121ページ
ウサ技「たーまやーっ」 ウサギが空中爆発したロケットを見上げながら言う。 セイ内「ど派手な野郎だぜ」 セイウチが腕組みしながら見上げてそう言う。 他のロケットと一緒に縛られている4人もその爆発音を聞いて恐怖に満ちた表情をしている。 大佐「何故赤いのか?それは私が赤色のペンキで塗ったからだ」 大佐はさっきの問題の答えをそう答える。 何だそりゃ…。 ふざけてんのかよ…。 俺は答えを聞いてそう思った。 大佐「次、10番」 10番は若い女だ。 10番「は、はい!」 大佐「問題だ。ニート指導係のセイ内の彼女の名前を答えよ」 10番「そんな!他人の彼女の名前なんて知るわけない!」 ウサ技「10、9、8…」 ウサギがカウントする。 大佐「早く答えないと点火するぞ?」 10番「うう…セイウチだから、セイ子!」 大佐「セイ内、答えを教えてやれ」 セイ内「はっ。残念だったな10番。俺の彼女の名前はセイ子じゃなくてキャサリンだ!」 10番「え!?」 ウサ技「点火しまーす」 ウサギが10番のロケットの導火線に火をつけた。
/121ページ

最初のコメントを投稿しよう!