2人の過去

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イ「美月、準備できた?」 イツキの言葉にコクッと頷く すると目の前に手が差し出された 美「イツキ…?」 イ「手、おいて?」 おずおずと手を重ねる イ「美月、僕の傍から離れちゃ ダメだよ?」 美「うん」 離れるわけないのに… 私の安心できる場所は、イツキの傍だけだもの… 美「このドレス…やだ…」 イ「…やだ?」 美「うん…すごく歩きにくいの…」 イ「でもすごく綺麗だよ?似合ってる」
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