想い

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イ「君が居なくなったとき… どうしようかと思った…」 美「うん…」 イ「もう、僕の傍から離れないで…、母様みたいに…居なくならないで…」 イツキがとても幼く見えた 可哀想に思えた 何か、してあげたいと思った イツキの背中に手を回して強く抱きしめた 美「…大丈夫だよ、私はいつでもイツキの隣にいるよ」 腕の力が少し緩んだ気がした いつも、元気なイツキだけど、 悲しかったんだ、寂しかったんだ
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