私の彼氏はヴァンパイア

想い

爺『“隷属”ということは、もうしているんだろう？』

腕の力がぐっと強くなった。

イ「してない…ダメ…僕が触れちゃ…」

私はただ一人、話について行けずに呆然としていた。

爺『だがそれでは完全に隷属に、なれてないではないか』

イ「…………。」

髪を指に絡ませながらとく
イツキは、気持ちがいいとばかりに目を伏せた。

イ「……美月、好きだよ…すごく好きだ…」

美「うん…私も、大好きだよ？」