想い

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父『イツキ、すぐ美月さんを連れて部屋に戻りなさい』 イ「何があったの?」 イツキの顔が少し険しくなった 父『血の匂いに気づいた低級ヴァンパイアが入り込んだようだ』 イ「倒せばいいの?」 お父さんはあぁ、と頷いた イ「美月、僕が戻って来るまで動かないでね」 頬に手を添えられ、唇を触れ合わせた イ「いい?」 美「うん…。頑張って」 イツキが歩いて行くと人差し指から指がするりと離れた
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