第2章 暴かれ行く真実

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「お前は………死ぬ。今日、帰りにバスに乗って」 淡々と言葉を紡いだ。 そいつは真面目そうな顔をしていたが、すぐ笑顔に変わった。 「ハハハハハ!そいつは面白い冗談だなぁ!久々に笑ったよ」 「嘘じゃあないぞ」 そう告げるとみるみる内にそいつの顔が青くなった。 「ほ、本当………なのか?」 俺は無言で頷いた。 それを見るとそいつは俺の肩を揺さぶってきた。 「な、なぁ!変えられねぇのか!?そ、そうだ。バスにさえ乘らなけかれば………」
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