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「言ってみろよ、本当の事をさ。そしたら病院まで連れて行ってやる」
すると、男は手のひらを返した様に話し出した。
「あ、あぁ。言う。言う!そうだ、俺は家族何かどうでも良い!!い、言ったぞ!!な、助けてくれ」
俺は頷き、
「嗚呼。嗚呼。やっぱり居るんだよ。糞野郎がな、良いよ。連れて行ってやる。どうせ助からないし、せいぜい苦しみながら死んでくれよ」
そして、俺はその男を連れて病院まで行った。
肺、喉、胃、腸が炭化しかけている。
もって五分か。
「きひ、きひひ。ひひひひ」
余りの可笑しさに“私”は笑い声を残し歩き出した。
『嗚呼、素晴ラシイ。モウ、離サナイ』
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