えぴそーど1 ~ダンジョンマスターになっちゃったようです~

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どうも、転生してから16年目。15歳のアルフレイド=ストファーです。 どうやら俺は前世の記憶を持ちながら転生したらしい……もちろん、前世での能力も何故か持っている。 実際、前世では風帝ってのをやっていて、名誉の戦死(だと思いたい)を遂げた。 死んだかと思った次の瞬間、知らない天井を見ていて、体が縮んでいたんだよね。 きっと神様が、前世での俺の行いを見て、現世ではぐーたらしてていいよって言う神の慈悲! かといって、2度目の人生を送るにあたり、もう厄介ごとには巻き込まれたくない。でも、自分の身に潜む好奇心は止められない。 巻き込まれるのは嫌だが、巻き込むのは大好き。え?自己中だって?……っふ、振り回されるより振り回す派なもんでね。 能力を持っている=英雄だと国に知られたら、国に飼い殺される。 自分の意思で生きていきたい。そう思い、能力を持っていることは親でさえ知らない。 この俺が今いる国にはギルドと言うものが存在している。そしてそのギルドにはランクがあり、下からF~S。 ギルドのランクは強ければ上がると言うものではない。ランクを上げるために必要なのは、信頼である。 強さだけがすべてではないこの世界。街から一歩外に出れば弱肉強食の世界だが……弱肉強食それは、ただ戦闘力だけを指していることではない。 生きていくには知力も必要だ。頭がよければ、それだけで社会的地位を向上させることも可能だ。ただ、生半可な努力じゃ報われないが……。 話を戻すと、戦闘能力だけ見たらFランクだが、実際にはBランクやAランクを保持しているものもいる。 大抵、そう言う奴らは貴族の下で働いている場合が多い。 反対に、単純な戦闘力だけを見たらAランクは確実だが、実際にはDランクの者もいる。それは何故か、信頼されていないからである。 だが、依頼に制限などないので、いつでも好きな依頼を受けることが出来る。もちろん、失敗などしたら違約金を払わされるが……。 魔物には下位魔物、中位魔物、上位魔物、最上位魔物が存在する。同じように、精霊と呼ばれるのもいる。 俺は平民の生まれで、なぜか知らんがハーレム主人公が付きまとう。 常に主人公である、カイト=ヴィンテージに引きづられて過ごしている。 カイトは、俗に言う帝の中で最強と言われている神帝と呼ばれる座についている。
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