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そんなわけで俺は母さんが残してくれた一軒家に独り暮らししている。
だから特売は俺にとって戦争なのだ!!
「いや~大量大量♪卵×2、ベーコン×4、食パン×3その他もろもろ!」
うん、これだけあれば半月は大丈夫だ!っと小さくガッツポーズをした
「祝杯に久しぶりにあそこ行くか」
あそことはこの町の中にある小さな山である。そこから見る星空はまるで宇宙に飛び出したような感覚になるほどの美しさである。
しかも和人には一般の人は知らない特別な場所がある。
「よし!今日は晴れてたし星もキレイに見えるだろ」
そうして鞄と食材を持って山に入った。
―だか、和人は知らなかった。この後自分に起こる悲劇を―
―そして新たな出会いを―
―運命の針がゆっくりとその道を歩み始めた―
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