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「(今で食べたことのない優しいまろやさかと、何とも言えない風味があっていくらでも飲めそうだ)」
和人は今で食べたことのないスープの旨さに驚きと感動の感情が入り乱れ固まっていた
それを見ていた白虎が心配の面持ちで話しかけてきた
「和人、もしかしてお口に合いませんでしたか?まだ少し不馴れなものでしっかりした物は作れませんでした」
「(これでまだ未完成と言うのか!!これを飲んだ三ツ星レストランのシェフはきっと発狂するか自信を完全に失うだろう)」
そんな事を思っていたが無いも言わない俺に白虎は更に心配そうな顔をして少し落ち込んでいた
あまりの旨さに感想を言うのを忘れていた。そりゃ心配だわな
「白虎、凄く美味しいよ。そこら辺の三ツ星レストランより旨いよ」
「そうですか嬉しいです。でも、そんなに褒め称えても何も出ませんよ」
白虎は和人の感想を聞いて満足したのか嬉しいそうに微笑みながらコーヒーを飲んでいた
その他の料理も絶品で、朝から大満足の食事となった
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