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映像には厚い鉄の冠を付け棍棒の様な物を持ったゴブリンが三匹いた。周りには崩れた壁やガラスが散乱したていた
「上からの指令は『ただちに現場に向かい対象に接触し可能な場合は交渉を、不可能な場合これを討伐せよ』だとよ」
修は上層部からの伝令を読み上げ呆れていた
「確かに、あれと交渉は出来んだろ・・・」
「上の奴らは何考えてんだか、あいつらにビルの解体作業でもやらせる気かよ」
はぁ~と修はため息を一つした後美咲と和人に向き直った
「美咲行ってくれるか?ここに一緒に来たのも何かの縁だ」
「わかりました司令、FUREA二番雷隊所属、朝田美咲これより任務に着きます」
美咲は修にそう告げ司令室を出で行こうと走り出した
「美咲、少し待ってくれ」
だが、それを大悟さんが止めた。そして信じられない事を口にした
「和人君も連れて行ってくれないか・・・」
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