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「・・・・・・え?」
俺は自分の耳を疑った。俺にあんなゴリラみたいのと戦えってことか!?
「ちょっ!?何言ってるのよ叔父様!こいつを連れて行けるわけないでしょ!!」
「そうですよ副司令!いくら四神を従えるストレンジャーと言っても戦闘の基礎知識が無いんじゃ意味がない!」
それを聞いた二人も猛反発したが大悟は意見を変えなかった
「大丈夫だよ、和人君は十分な才能を持っている。それを生かしてやりたいと思ったんだよ」
大悟は和人の肩に手を置き和人正面には立った
「行ってくれるかい和人君。君はある程度の真実を知る権利があるんだ。その真実を見てみないか?」
途中から大悟さんが何を言っているのか分からなくなったが、とても「嫌」と言える空気ではない
「四神のみなさんはどうかな?」
大悟は司令室に入ってから和人の側を一瞬だりと離れない彼らに話をふった
「それは私達が決める事ではありません。
私達は和人の剣であり盾です。和人が戦うと言うなら全力で敵を撃ちます。戦わないと言うならまた全力で守り抜きます。
・・・・・ただそれだけです。」
白虎はそれだけ言うと和人の肩に手を置き力の入った目で大悟を見ていた。他の三人も同じような顔をしている
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