†初陣†

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「だそうだよ和人君。君はどうしたい?」 「俺は……」 俺は迷っていた。確かにあんなのと戦うなんて嫌だし怖い。でも、どうして俺にこんな力が宿ったのかを知りたかった。 だから…俺の答えは… 「白虎、アオ、玄武、朱雀・・・俺に力を貸してくれるか?」 「もちろんです。私達は和人が戦うと言うなら剣となり盾となります。 それに、家族が危ない所に行くなら、それに力を貸すのも家族というものなのではないですか?」 白虎は微笑みながらそう言ってくれた。他の三人も同じような笑顔を見せてくれた 和人の心はその言葉と笑顔で決心がついた 「大悟さん・・・俺もいきます」 それを聞いた美咲と修は驚いていた、特に美咲は怒っていると思っていい程に 「和人!あんた何言ってるかわかってるの?『今から自分はあのイプシロンと戦います』って言ってんのよ! あんたそれをわかってるの!」 「もちろんわかってるよ。それでも行きたいんだ、どうして俺にこんな力があるか知りたいんだ」 「無茶だ!君には戦闘にかんしてド素人だ、下手をしたら命を落とすぞ!」 二人は何とかして和人を説得しようとしたが、和人の思いは変わらなかった 「大丈夫だよ美咲。お前の邪魔はしないしお前の指示にはしたがうからさ。な?」 美咲は和人を睨んでいたがすぐに呆れた顔になり笑っていた 「昔からあんたは一度言い出した事は曲げないんだから、わかったは連れて行ってあげる」 俺はそれを聞いてホッとしたが、修さんは『もう好きにしてください』と頭を抱えていた
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