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「ただし!条件がある。私の指示には絶対に従うこと。勝手な行動は取らないこと。私の目の届く範囲にいること。この三つは必ず守りなさい」
「わかったよ美咲。よろしく頼むな」
それを聞いて美咲は安心したのか少し顔に余裕が見えた
「司令官、それでは行ってきます」
「ああ解ったよ、その代わり二人とも危ないと感じたらすぐに逃げて応援を呼ぶんだぞ」
「了解しました」
「よし!行ってこい!!」
「「はい」」
それを合図に二人はエレベーターに向かって走り出した
「本当に行かせて良かったのか?」
「今更何言ってるんですが、こうなったら腹をくくりますよ」
修は『ハハハ』と笑っていた
「ハハハ、いい意気込みじゃないか、その調子で報告書も頼むよ」
そう言って大悟はエレベーターに消えていった
「ハハハ……って副司令!?それはないでしょーーーー!!」
司令室には修の声(悲鳴)が響きわたった
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