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「そんなにビビらないの、すぐ終わよ」
「べっ!別にビビってなんてねぇよ!」
「ムキになるところが怪しい~
まっいっか、それじゃいくよ」
美咲の声を合図に青い光の柱は輝きを増した。あまりの眩しさに目を瞑ってしまった
そして次に目を開けた時には事件現場のすぐ近くまで来ていた
「マジでテレポートしてるよ…」
「ほら、ボートしてないで行くよ」
和人と美咲は足早に現場に向かった
それから1分足らずで目的地に着いた、その光景は…
「何だこりゃ…」
ガラスは割れ自動販売機もぺしゃんこ、そして辺りには砕けたアスファルトや建物の破片が飛び散っていた
「こんなもんまだマシよ、ひどい時はビルひとつ無くなっちゃうんだから」
和人の反応を見ていた美咲がさらっとそんな事を言った
ビルひとつ無くなるって…そんな光景は見たくないな~
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