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辺りはメチャクチャだか実行犯であるゴブリンの姿はなかった
「移動したみたいね…隊長、ゴブリンはどこに行きましたか?」
美咲は耳に着けている通信機を使って修と連絡をとった
『3分ほど前にそこから500m離れたショッピングモールで確認した。まだそこに居るみたいだ、急いでくれ』
「了解しました。和人と走るよ」
「わかった」
二人は走りだし5分ほどでショッピングモールに着いた。そこは酷い状況だった…
「何だよこりゃ」
壁や棚が破壊され商品が散乱していた
「どうやらアイツらにはここの商品は気に入らなかったようね」
美咲は冗談混じりな言い方をしながら修と連絡をとった
「今着きました。アイツらは何処に行きました?」
『ちゃんと見てるよ。地下一階の食品売場でお食事中だよ、食うなら金払えって』
修さんも何だが冗談混じりな言い方をしていた
何で二人はこんなにリラックスしてるんだろう?
俺は破壊の後を見て少し冷汗をかいてます
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