†すべての始まりの日†

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俺の名前は 秋山和人(あきやまかずと) 勉強は中の上、運動は上の中といたって普通な17才の高校生である 最近の悩みはうちの高校 私立天上高校 名前からするに凄い高校みたいだが実際に凄い。 生徒の数は20000人を超え敷地のでかさは東京ドーム7個分になる高校とは思えない超マンモス校である。 それにここは超進学校で名の知れた大学に多くの生徒をし出している。 就職組も一流企業ばかり しかも俺は3年、進路について悩みに悩んでいる。 「ハ~…進路ど~すっかな~」 個人的にはやりたい事など無く、この高校に入ったのも周りの成り行き任せである。 「マジで何も思いつかね~最悪留年だぞこりゃ」 うち高校は少し変わっていて6月までに進路を決めていなければ強制留年が決定する、生徒の決断力を養うためらしい。 そして今は5月 「留年だけはマジで勘弁だ・・・」 俺が頭を抱えて悩んでいると後ろから陽気な声が聞こえた。
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