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‡気がついたら金髪イケメンの足の下でした…‡
「ぐえ…何だこの展開は。
金髪のどちらかというと可愛い系のイケメン青年に、足蹴にされて、罵倒されている!?
しかも、あえて首の後ろを踏む鬼畜さ!!
貴方が神か!!
なんという至福!!
なんという快楽!!
ご褒美以外の何モノでもな「うるさいよ」ぐふぅお!!」
絶対零度の瞳で見下され
更に踏みつけられる
「君のせいで仕事が増えちゃったじゃないか!
歪みの修復はただでさえめんどくさいのに、なに広げちゃってんの!?
しかも、
何の手続きも無しに世界から飛び出してくるなんて、僕に対する嫌がらせとしか思えない!
僕は働きたくないのに!!」
首の骨が折れるんじゃないかと思うほどの圧がかかる
「ハァ…ハァ……もっと……」
「もっと…じゃないよ!!なに恍惚とした表情浮かべちゃってんの!?」
「やはり、あの穴に入った僕の選択は間違っていなかった!!」
「僕、間違いだって言ってるよね!?」
「ここは極楽に違いない!!」
「こんな殺風景な極楽が有るわけないでしょ!!」
そう言われてみて初めて、自分のいる空間が異様であることに気付いた
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