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一面、暗い白
灰色ではない、
間違いなく白いのに、
禍々しいほど暗い印象を受ける。
壁は無いようなのに、
圧迫感と閉塞感が満ちている。
「ここは…?」
「次元の狭間に僕が造った即席空間だよ。
生身の身体は次元を渡れないし
許可なく飛び出した魂は無に還ってしまうからね。」
俺を守ってくれたってことか…
働きたくないとか言ってたが、やっぱり神様は優し…「間一髪、間に合ったから良いようなものの
輪廻の神を怒らせて、雑用とか押し付けられたらどうしてくれるのさ!!
しかも、
君のせいで広かった歪みは修復に時間かかるし!!
君の魂はもう元の世界には戻せないから、
新しい魂を管理局からもらって来なきゃいけないし!!
また嫌味言われるよ…
めんどくさい!!!!」
…あ、外道だった…
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