1.放課後時計

9/9
前へ
/270ページ
次へ
…… 「おまえ、即、否定はないんじゃない?」 「…なにが?」 「まあ、いいけどね…。付き合っていないのは事実だから」 「なによ、それ、って…」 あ。瞳ちゃんの…… 「じゃあ、な」 少しだけ寂しそうに、くすりと笑って、 くしゃと私の頭をなで、 慧が教室に向かう。 私は、職員室へ。 …… 慧と。 もう 元のようには話せなくなる そう思った。 ………………………………………
/270ページ

最初のコメントを投稿しよう!

194人が本棚に入れています
本棚に追加