2、転入生がやって来た

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「やまちゃん、他のみんな紹介するねー?」 俺は嫉妬をしているみーちゃんを見てニヤニヤしながら、やまちゃんを双子の前に連れて行った。 「この子たちは双子の真宮郁ちゃんと美玖ちゃんだよー!」 そして、やまちゃんだけがそっくりな双子を見分けて、二人はやまちゃんを気に入るんだよね~っ!あ、ちなみに内緒だけど、俺も見分けれるよー!え?何で内緒かって?そんなのフラグ立ったら大変でしょ? 「双子なのか?」 「「そうだよっ!何か文句あるー?」」 そう聞いたやまちゃんに双子は挑発するかのように言った。 どうやら双子はやまちゃんをまだ認めていないらしい。 「どっちが兄貴?」 しかし、やまちゃんがそう言うと、双子は驚いたように目を見開いた。 「「アンタ、僕達を見分けれるのっ?」」 「だって、そんな似てないぜ?」 「「・・・僕、大和気に入った!」」 やまちゃんがそう言うと、双子は可愛らしい笑顔で嬉しそうにやまちゃんに飛び付いた。  
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