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キール「やれやれ、いきなり半吸血鬼か……キツいな。」
マルクス「フフ、お手柔らかにお願い致します。」
文『一回戦第一試合、キール・K・プリズムリバー VS マルクス・J・スカーレット……試合、始め!』
ボシーン!
文の合図と共に、会場にドラの音が響く。
マルクス「行きますよ。」ブゥン
文『さぁ、開始早々にマルクス選手が取り出したのは……レーヴァティンだー!』
紅『母親である妹様……フランドール様から受け継いだ物ですね。』
マルクス「真っ二つにしてあげますよ!」ゴッ
文『振り下ろされた破壊の杖!対するキール選手はどうするのか!?』
キール「っと」バッ
文『跳躍!高い、高い、高ーい!トーナメントバルーンにぶつかりそうだ!』
キール「跳びすぎたな。」
マルクス「無駄です。」ブンッ
文『しかし流石はレーヴァティン!上空のキール選手に届いた!』
キール「グッ」ガリガリガリ
レフェリー「1、2……」
文『さぁ更に此処で、リングレフェリーにより、カウントが開始。キール選手には翼が無いので、10カウントまでに地上に降りなければ、場外となります!』
キール(このハンデは意外とキツいな……)バッ
文『猛攻を躱し、地上に降り立ちました。仕切り直しです!』
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