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マルクス(クッ、一旦上空に逃げるか……)フワッ
文『マルクス選手、上空へエスケープ!かなりの早さですが……』
紅『翼を広げましたからね、吸血鬼の身体能力が一部解放されたんでしょう。』
マルクス(体力の回復に魔力を……)
キール「……」フッ
文『キール選手、消え……』
紅『上です。』
キール「」フッ
マルクス(しま……回復に回し過ぎて防御が……)
キール「彩翔『飛華落葉』」バキィッ!
マルクス「ぐぅぁぁ!?」ドゴーン!
文『なんたる早業!瞬間移動からの強烈な踵落とし!マルクス選手、今度こそ為すすべなく場外に落ちたー!』
紅『防御と回復のバランスを考えるべきでしたね……』
文『取り敢えず……一回戦第一試合、キール・K・プリズムリバーvsマルクス・J・スカーレット、勝者、キール・K・プリズムリバー!』
キール「……ふぅ。」
マルクス「アタタ、いやぁ、流石は母さんも認めるあの方の息子さんだ。よっこいしょ。」(場外から)
キール「親父を認めるってどういう事だ?」
マルクス「貴方のお父様が強いって事ですよ。」
キール「……確かに化物だよ、親父は。」
マルクス「アハハ、さて、そろそろ舞台を降りましょうか。次の試合が始まりますから。」
キール「そうだな。」
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