半妖暗黒武術会、開催!

18/36
前へ
/78ページ
次へ
マルクス(クッ、一旦上空に逃げるか……)フワッ 文『マルクス選手、上空へエスケープ!かなりの早さですが……』 紅『翼を広げましたからね、吸血鬼の身体能力が一部解放されたんでしょう。』 マルクス(体力の回復に魔力を……) キール「……」フッ 文『キール選手、消え……』 紅『上です。』 キール「」フッ マルクス(しま……回復に回し過ぎて防御が……) キール「彩翔『飛華落葉』」バキィッ! マルクス「ぐぅぁぁ!?」ドゴーン! 文『なんたる早業!瞬間移動からの強烈な踵落とし!マルクス選手、今度こそ為すすべなく場外に落ちたー!』 紅『防御と回復のバランスを考えるべきでしたね……』 文『取り敢えず……一回戦第一試合、キール・K・プリズムリバーvsマルクス・J・スカーレット、勝者、キール・K・プリズムリバー!』 キール「……ふぅ。」 マルクス「アタタ、いやぁ、流石は母さんも認めるあの方の息子さんだ。よっこいしょ。」(場外から) キール「親父を認めるってどういう事だ?」 マルクス「貴方のお父様が強いって事ですよ。」 キール「……確かに化物だよ、親父は。」 マルクス「アハハ、さて、そろそろ舞台を降りましょうか。次の試合が始まりますから。」 キール「そうだな。」
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加