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英奈「さ、軽く遊んであげるわ、氷菜ちゃん？」
氷菜「数日しか違わないのに、同い年を子供扱いするな！」
英奈(それもそうなんだけど、ﾊｰﾌｴﾙﾌってどうにも子供に見えちゃうのよね……)
文『それでは、一回戦第二試合、小泉英奈 VS 東條氷菜……始め！』
ﾎﾞｼｰﾝ！
氷菜「氷の舞台で不自由に踊れ！凍符『ﾌﾘｰｽﾞｱｸﾄﾚｽ』！」ｶﾞｷｰﾝ！
英奈「わっと｡」ﾊﾞｯ
文『氷菜選手、いきなり舞台を凍らせたー！』
紅『これはｽﾘｯﾌﾟによるﾘﾝｸﾞｱｳﾄも懸念されますかねぇ。』
氷菜「避けたわね……あわよくばﾘﾝｸﾞごと氷像にして一撃ﾉｯｸｱｳﾄしたかったんだけど。」
英奈「そうは行かないわ。……わっ！？」ｽﾀｯ、ｽﾞﾙｯ
氷菜「そうこなくっちゃ。……そぉれ！」ｼｬｰｯ、ｶﾞｽｯ
英奈「ﾂｯ、この！」ﾌﾞﾝｯ
氷菜「っと。」ｽｲｯ
文『これは見事なﾋｯﾄ&ｱｳｪｲ！ｽｹｰﾄのような華麗な動きで、凍ったﾘﾝｸﾞをかける姿は正に銀盤の妖精！』
紅『半分氷の妖精ですし。』
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