半妖暗黒武術会、開催!

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英奈(取り敢えず、刀同士が拮抗して埒が空かないわ)ギギギ…… キール(なら……)ギギギ…… パチン、とキールが指を弾いた。 英奈「何を……ッ!?」バチィッ 文『組み合っていた二人の、更に後方からの射撃!一体誰が撃ったのか!?』 紅『三種の神器、玉……離れた位置に現し、援護射撃をさせたようですね。』 キール(正攻法じゃダメージは入らないからな……) 英奈「フフフ、やってくれるわね。こっちも行くわよ?」 カチリ、ストップウォッチを押すような音がした刹那、世界は色を失った。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 再び世界は動き出す。 キール「!!」 英奈「反技『夜霧の幻影殺人鬼』……さぁ、どうする?」パチン キール(詰んだ、間に合わ……)ガガガガガガガ! キール「グァァァァァ!」 文『キール選手、無数のナイフにより最早針山!生きているのかー!?』 英奈(勝った!体力にはまだまだ余裕があるし、このまま……)ピトッ 英奈「ん?」 人形「トラエター」カッ 英奈「!?何時の間に……」 魔符『アーティフルサクリファイス』 ズドォッ! キール「ぜぇ、ぜぇ……まだだ、まだ終わらんよ!」 文『いつの間にか放たれていた人形が、英奈選手を爆破!コレで両者共にかなりのダメージとなったか!?』 英奈「ケホッ……残念。『メトネス』なら少しマシだったかもね……」スタスタ
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