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英奈(取り敢えず、刀同士が拮抗して埒が空かないわ)ギギギ……
キール(なら……)ギギギ……
パチン、とキールが指を弾いた。
英奈「何を……ッ!?」バチィッ
文『組み合っていた二人の、更に後方からの射撃!一体誰が撃ったのか!?』
紅『三種の神器、玉……離れた位置に現し、援護射撃をさせたようですね。』
キール(正攻法じゃダメージは入らないからな……)
英奈「フフフ、やってくれるわね。こっちも行くわよ?」
カチリ、ストップウォッチを押すような音がした刹那、世界は色を失った。
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再び世界は動き出す。
キール「!!」
英奈「反技『夜霧の幻影殺人鬼』……さぁ、どうする?」パチン
キール(詰んだ、間に合わ……)ガガガガガガガ!
キール「グァァァァァ!」
文『キール選手、無数のナイフにより最早針山!生きているのかー!?』
英奈(勝った!体力にはまだまだ余裕があるし、このまま……)ピトッ
英奈「ん?」
人形「トラエター」カッ
英奈「!?何時の間に……」
魔符『アーティフルサクリファイス』
ズドォッ!
キール「ぜぇ、ぜぇ……まだだ、まだ終わらんよ!」
文『いつの間にか放たれていた人形が、英奈選手を爆破!コレで両者共にかなりのダメージとなったか!?』
英奈「ケホッ……残念。『メトネス』なら少しマシだったかもね……」スタスタ
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